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その頃教室では、校長の話を聞き終えた生徒達が集まり帰りのHRをしていた。
次郎(寛太郎クンどこ行ったんやろ?)
鈴木「……、以上だ。起立!礼!じゃあな!」
生徒達は先生の掛け声で起立と礼をし、教室を後にした。
次郎も帰るが、少しトイレに寄る事にした。
中庭男子トイレ…
次郎は大便がしたかったので、個室を開けようとした。
中庭の小さなトイレなので個室は一つ。そして運の悪い事にその個室は鍵が閉まっていた。
次郎「あーもれるー、ちょっとーはよしてもらえます?」
次郎は個室をノックしながら言った。
「あと5年か10年待ってー」
次郎「長いわアホ。はよ出て来い」
ジャァーー!!
ガチャ!
「ったくよー…」
やっと個室が開き、男が出て来た。
次郎「あ!」
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