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生徒達は皆ヒソヒソ話しあっている。
「なぁ」
すると、寛太郎の横にいた男が話し掛けてきた。
寛「ん？」
「あんた名前なんて言うん？えらい、おもろいなぁ」
寛「吉井寛太郎と申します」
「寛太郎ｸﾝね、俺は横島次郎(よこしま じろう)。よろしくー」
寛「シマジロウね」
次郎「ちゃう」
寛「よろしく、シマジロウ」
次郎「ちゃうて」
こんなやりとりをしながら、生徒達は体育館についた。
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