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~裕太side~
友愛が出かけた後
俺はひとりだった。
特に何もすることがなくて
ただぼーっとテレビを見て過ごしてたけど
それもだんだん飽きて来てしまった。
そんな時、あれが来てしまった。
「ハァ、ハァ…」
息苦しくなって来ると、動けなくなるから
自分でもどうにもできない。
でも、何とかしないと…友愛が心配する…
俺は苦しさにもがきながら、鞄にある薬の袋を取り出し
何とか立ち上がり、キッチンに向かおうとした。
でも、もう無理だった。
友愛…助けて―
俺はそこで意識を手放した。
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