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フェイ「上手く逃げれたみたいだね。」
ヨウ「何故俺を逃がした!?」
フェイ「逃がさなきゃ死んでたから。
感謝ぐらいしてよね。」
ヨウ「余計な事をするな!!」
フェイ「余計な事って何!?
それじゃあそのまま死にたかった訳!?」
ヨウ「死ぬ筈が無い!
俺は勝っていたさ!」
フェイ「良い加減にしなよ!!」
ヨウ「なっ…!?」
フェイ「悪魔だって無敵じゃない!
死ぬ時は死ぬの!
これ以上心配かけさせないでよ!」
フェイは泣きながら言う。
ヨウ「…………。
俺の心配などいらん。
無理に心配しろなど言わん。」
フェイ「そう……。」
その答えを聞きもせずに、ヨウはさっさと行ってしまった。
フェイ「ヨウ……。」
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