第二話

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ヨウ「確かに復讐するとは言ったが……。 なんだこの森は!?」 フェイ「森だよ。」 ヨウ「そんな物見れば分かる! 何故森になんか来たのかを聞いてるんだ!」 フェイ「LVが!1だからだよ!」 フェイは一言一言を強調して言う。 ヨウ「ぐぅ……。」 フェイ「邪神に勝ちたいんでしょ? 四の五の言わずにLV上げたら?」 フェイの言葉に、ヨウは全く言い返せないようだ。 フェイ(ふふ……これで少しは改心すれば良いけど。 そう言えばヨウの武器まだ変えてなかったような…。) フェイはヨウの方を見た。 ダンボールの剣を振り回している。 フェイ「ダンボールで出来た剣を振り回す主人公って…。」 フェイは笑いを堪える。 ヨウ「仕方無いだろ!? 他に武器が無いんだ!」 フェイ「どうでも良いけど素手で闘うって選択肢は無いの?」 ヨウ「あっ…。」 フェイ「今頃気付いたんだ…。」 フェイは呆れたように言う。 「こっ…この剣は見た目こそあれだが…強いんだ!」 フェイ「…さいですか。」 フェイは呆れてため息を付いた。 フェイ(やれやれ…。)
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