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ヨウ「確かに復讐するとは言ったが……。
なんだこの森は!?」
フェイ「森だよ。」
ヨウ「そんな物見れば分かる!
何故森になんか来たのかを聞いてるんだ!」
フェイ「LVが!1だからだよ!」
フェイは一言一言を強調して言う。
ヨウ「ぐぅ……。」
フェイ「邪神に勝ちたいんでしょ?
四の五の言わずにLV上げたら?」
フェイの言葉に、ヨウは全く言い返せないようだ。
フェイ(ふふ……これで少しは改心すれば良いけど。
そう言えばヨウの武器まだ変えてなかったような…。)
フェイはヨウの方を見た。
ダンボールの剣を振り回している。
フェイ「ダンボールで出来た剣を振り回す主人公って…。」
フェイは笑いを堪える。
ヨウ「仕方無いだろ!?
他に武器が無いんだ!」
フェイ「どうでも良いけど素手で闘うって選択肢は無いの?」
ヨウ「あっ…。」
フェイ「今頃気付いたんだ…。」
フェイは呆れたように言う。
「こっ…この剣は見た目こそあれだが…強いんだ!」
フェイ「…さいですか。」
フェイは呆れてため息を付いた。
フェイ(やれやれ…。)
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