*姫*

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チュンチュン 小鳥の囀ーサエズーる音が聞こえる。 「ふぁ~、暇だなぁ」 一国の姫は城の二階にある自室で暇を持て余していた。 姫がふと窓から外を見ると、 「あっ、雪兎さんだっ!!」 姫の愛しき人―月神雪兎ーツキガミユキトー―が門を潜ってこちらに向かって来ていた。 姫の兄―桃也ートウヤー―と一緒に。  
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