森の洞窟

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まぁあてもないし行くかとネズミの後に続く。猫はどうやら本能を抑えるのに成功したようだ。 ずいぶんネズミが増えてきた。食事をしている者、武器を磨いている者、くつろいでいる者、それぞれタイトと猫を見るやいなや少し驚いてはすぐ見るをやめる。こちらからとしても助かる反応だ。どんどん奥に行き、最後にたどり着いたそこは、この巣の中で一番広い部屋だ。中には一回りデカく、こりゃまた重装備のネズミだ。「この者達は戦いの間にて発見しました。どうしましょうオカシラ?」っと兵士ネズミが言う。「おぬし達がよそからきた者か。まぁ良いが、すぐに立ち去った方が身のためだぞ。明日は決戦の日だからな。」っとオカシラが言う。とりあえずすごく面白そうだが、この場は立ち去っておいた方が良さそうだ。猫とタイトはネズミの巣をあとにした。
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