公園での約束

3/8

403人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ
男「何、その反応?」 貴方には言われたくなかったー! 千「あっ…、いや驚いて…。 わざわざ、ありがとうございま――」 目の前にある鍵を取ろうとすると、 スッと手を上に上げ、届かなくなってしまった 千「……?」 少し困った顔をすると 男「ただ……で済むと思った?」 と悪魔のような笑みで言う 思ったから手を延ばしたんじゃん!! 男「この世界、そんな甘くないぞぉー」 冗談ぽく言う お前が世界のこと語るな! ↑ 冗談通じない奴 千「…お金?」 恐る恐る千里は聞いた 男「ハズレ」 千「じゃー…何を…?」 男は再び悪魔のような笑みをした いやな空気を察知した 顔が軽く引きずった 男が一歩近付き 千里は情景反射で後ずさり すると、肩をガッシリ掴み 顔覗き込んで言った 男「俺の彼女役してくれない?」 千「はっ……!?」
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

403人が本棚に入れています
本棚に追加