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男「何、その反応?」
貴方には言われたくなかったー!
千「あっ…、いや驚いて…。
わざわざ、ありがとうございま――」
目の前にある鍵を取ろうとすると、
スッと手を上に上げ、届かなくなってしまった
千「……?」
少し困った顔をすると
男「ただ……で済むと思った?」
と悪魔のような笑みで言う
思ったから手を延ばしたんじゃん!!
男「この世界、そんな甘くないぞぉー」
冗談ぽく言う
お前が世界のこと語るな!
↑
冗談通じない奴
千「…お金?」
恐る恐る千里は聞いた
男「ハズレ」
千「じゃー…何を…?」
男は再び悪魔のような笑みをした
いやな空気を察知した
顔が軽く引きずった
男が一歩近付き
千里は情景反射で後ずさり
すると、肩をガッシリ掴み
顔覗き込んで言った
男「俺の彼女役してくれない?」
千「はっ……!?」
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