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千｢ぃってきま～す…｣
適当に言って家を出る
まずは、前後を調べる
前……いない
後……いない
よかったー…
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｰｰｰ
肩に違和感が…
まままままさか！！？
千｢な――――――！！？｣
「千里！？」
えっ…聞き覚えのある声
千｢えみ…？｣
後にいたのは恵美だった
恵｢何よ朝から。昨日、心配してたんだよ｣
千｢ごめん…でも、鍵は見つかったから｣
時田 春樹のことは恵美に言いにくい
ってか、もう係わることもないから言わなくてもいいよね…
千｢行こう！｣
……………………
ｷﾝｺｰﾝ
ﾁｬｲﾑが鳴り千里は席につく
千里の席は窓際だ
1時間目を真剣に聞く千里
1時間目の中間くらいだった
校庭からどでかい声が聞こえた
勿論、千里も気になり外に目をやる
1人の先生が声の主だろう
その先生が門に向かって走っていく
その先には―――
時田 春樹
と階段で会った時私をﾌｫﾛｰしてくれた人がいる
駆け付けた先生がぐだぐだ文句を言っているように見える
それを2人が適当に聞いている感じだろうか…？
すぐに説教が終わったらしく校舎に近づいて来る
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