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「そこの2人~」
反射的に振り返る
そこには、かっこいいスポーツマン的な人が駆け寄って来ていた
「遅いからちょーっと心配したんだぞ」
ちょっとかい!
千「すみません…迷っ……!?」
いきなり腕を引っ張られたかと思うと抱きしめられていた
千「ちょ……っ、えぇぇ!?」
髪の毛が頬に当たってこちょばいやら恥ずかしいやら……こんなこと初めてで…
……どうしよ!?
「やっぱ、かわいい~」
はい!!?
千「ぁの…、生徒会の人ですか?」
と、聞くと
「そうだよ。
俺、2年でいちおう書記ってことになってる浜松 湧(ハママツ ヨウ)変な名前だろ?」
いちおう?
気になったがとりあえず
千「えっと……いいお名前だと思いますよ」
湧「サンキュ~」
またギュ~ット抱きしめられる
千「先輩、近すぎです!」
湧「そうかな?」
湧が千里から少し離れると今度は真後ろに引っ張られた
私を引っ張った時田 春樹は私の頭をもった
頭をもたれていて時田 春樹を睨むこともできずただ目の前にいる先輩を見ていた
すると、先輩が小さく笑った
湧「……恐いね~。」
千「……?」
何が恐いの?
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