呼び出し

20/21

403人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ
確実に近づく春樹 千「無理無理!」 もう聞く耳を持たない状態の春樹 千里の口端に春樹の唇が当たる ビクッ! 恐いやら恥ずかしいやら… 心臓なんてもうドキドキしすぎだ もう―― 無理だぁ―――――!!! 千「やるから、やるから無理ぃ!」 千里が言った瞬間はまさにギリギリの状態だった 千里の唇に春樹の唇が重なった……感じではなく むしろ、ちょっと当たったくらいの感じだった だがファーストキスなのは断定だ 無理矢理、時田 春樹から脱出して服の袖でゴシゴシと口元をふく 千「最悪ー!……」 何度も何度もこすってふく 春「約束、忘れんなよ」 春樹は膨れっ面で言い放った そして、さっさと帰って行った 何であんたが膨れっ面なのょぉ… こっちが怒鳴ってやりたいくらいなのに… 最悪だ やっぱり……嫌いだ。 初キス返せぇぇえ!!時田 春樹!
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

403人が本棚に入れています
本棚に追加