403人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ
部屋の中はシーンとしていた
「その子なの?春樹」
唯一、中にいた女性が口を開く
さゆり
春樹の元カノだ
髪は金やら茶色やら
そして、ウエーブが掛かっている
服は露出度が高い……
いわゆる……チャラそうな人だ
春「おう。千佳つー名前」
おぉ∑(゜□゜)!
いきなり偽名きたよ!
千「ちち…千佳です…はじめまして」
さゆり「どうも」
素っ気なーい!
いや…別に「うっす」みたいな挨拶は求めてないけど(´`;)
春「ちさ…千佳こっち」
間違えかけてるし!
千「うん…」
↑
一応座る奴
すると、さゆりさんが私を上から下をジロジロ見る
さゆり「この子ギャルなの?」
滅相もございません…。
一般人ですよ…
春「関係ないだろ」
否定はせず掴まれていた手がギュッと握られる
さゆり「ふ~ん…。あたしこの子よりも可愛いと思うんだけどな~…」
甘い声で言う
そら…さゆりさんのほうが可愛いに決まってる―――
春「千佳のほうが可愛いに決まってるだろ」
最初のコメントを投稿しよう!