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期待してしまった
自分が可愛いなんて思わない
だけど――
春樹に期待してしまった
自分が時田 春樹の“特別”になったのか、と。
信じちゃいけない
彼は私を利用しているだけ
私はたまたま選ばれただけ
――――「信じちゃいけない」
さゆり「キャラ変わったんじゃないの?」
春「はぁ?」
さゆり「あたしの好きな春樹はかっこよかったもの」
話題に入れない―――
春「知らねーよ」
帰りたいよ(:_;)
さゆり「千佳ちゃん」
千「ははいッ!」
さゆり「高校は?春樹と一緒?」
言ったほうがいいのか?
ででも、もし学校来たら!?
彼女役がバレたりする!?
どうしょ…
困惑していると春樹が口を挟む
春「どこだっていいだろーが」
さゆり「あたし千佳ちゃんと話してるの
………ねぇ、2人っきりにしてくれない?」
えっ……………………。
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