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「気付いたんだけどさ~ちょっとイライラしててさ」
八つ当たりかい!!
千「そ…そうですか…」
私はそう言うしかなかった
すると赤茶髪の隣にいた男の人が
「捜したほうがいい?」
と言った
いやいや💦
滅相もございませんよ
本当は
「一緒に捜せやコラ💢」
とか言ってみたいけど
そんな勇気どこにもなく結局…
「だ…大丈夫です💧すみませんでした」
と弱々しい声で言う
すると
「そっ」
と一言だけ言って歩きだしていった
赤茶髪の男は『当然✨』
的な顔をして去った
あの人、絶対ナルシストだ…
と思いながら体育館のほうに向かった
――――――――――
―――――――
ない
ない
何処にもないよー!
太陽はもう沈もうとしている
諦めるしかないか…
お母さんに怒られちゃうかな…
もしかしたら
お父さんにまで…💧
千里は鍵を見つけることなく帰った
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