私と電車とすだれハゲ

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ある日、私は電車に乗った、なんとなく乗りたかったのだ。 また……今の文みて「やっぱコイツ暇人だな」って言った奴、ちょっと警察署まで来てもらおうか(´_ゝ`) それはさておき、私はラッキーな事に空いてる席を見つけ座った。 すると隣りに居眠りをしてる、すだれハゲがいるではないか…しかも今にも私の肩に寄り掛かってきそうではないか…… こりゃいかんと、ほかに空いてる席を探した。 幸運な事に一つだけ席が開いていた!!私は席を変えようとした……が…、近くにいた婆ちゃんが、しめしめとその席に座ってしまったのだ。 私はひそかに婆ちゃんを怨んだ(笑) 私はしょうがないか…と思い、すだれから出来るだけ離れ本を読んでいた。 それから1~2分たった頃だろうか、なにやら首元に何かがあたりくすぐったい……本にしおりを挟み私は首にあたっている物を手に取った。 毛? 私が手に取った物は隣りのすだれのめくれ上がった毛だった。 コンチクショーとか思いながら、すだれの毛を元の場所に戻してみた。 これで事件は終わったと思われた……が、本当の悲劇はここからだった。
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