2月1日

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こっちに向かって女の子が歩いてきた。服装こそ地味で大人な感じがするがどうみても顔が若い、たぶん中学生だ。あんな若い子でも死にたいと思うのか… 歩いてきた女の子はスーツの男に近付き、落ち着いた口調で 「れぐかです」 と名乗った スーツの男はリストを見て 「れぐかさん?そのような名前はございませんが…」 と答えた 「そんなはずはありません。紙貸してください」 そう言うとリストを奪い、指を指した 「これです、足に香るでれぐか」 変わった名前だな足に香るでれぐかなんて…まあ本名ではないだろうが… 「わかりました。それでは時間までお待ちください」 そうスーツの男は言った
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