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「では、こちらになります。ついてきてください」
スーツの男がそう言うと歩き始めた
私達も彼の後ろに続いて歩き始めた
誰も話そうとしない
私は普段無口で暗いが、こんな場では特に話す気にもならない。だってきっとみんながみんな、死にたい人だから
『ハッピーツアー』と書かれた旗のせいで、幸せに憧れた暗い連中に回りからは見えているのだろうか?それともただの宗教団体に見えるのだろうか?
早く目的地につかないかな…回りの目が気になる
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