2月1日

9/14
前へ
/213ページ
次へ
「では、こちらになります。ついてきてください」 スーツの男がそう言うと歩き始めた 私達も彼の後ろに続いて歩き始めた 誰も話そうとしない 私は普段無口で暗いが、こんな場では特に話す気にもならない。だってきっとみんながみんな、死にたい人だから 『ハッピーツアー』と書かれた旗のせいで、幸せに憧れた暗い連中に回りからは見えているのだろうか?それともただの宗教団体に見えるのだろうか? 早く目的地につかないかな…回りの目が気になる
/213ページ

最初のコメントを投稿しよう!

479人が本棚に入れています
本棚に追加