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**プロローグ**
「おぎゃー、おぎゃー。」
今、新しい生命が誕生した。「よし、こいつの名前はまさやだ。」
それが僕の誕生の瞬間だった。
僕の名前は菅沼まさや(すがぬままさや)ごく普通の家庭に生まれたごく普通の5歳児である。毎日、当たり前のように起きて、朝ご飯を食べ、保育園に通い、お昼寝をし、家ではゲームをしたり、外でボールで遊び、当たり前のように寝る、そんな生活を送っていた。特に裕福と言うわけではなく、貧乏でもない。普通に毎日を暮らしていた。
これからもこんな生活が続くとばかり思っていた僕の日々はある出来事をきっかけに崩れていくのだった。
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