第一章 目覚め

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通学路は生徒で賑わっていた 学校までは違う学校の生徒とも会うため、小学校以来の友人とも当然会っていた 挨拶をして、途中まで話しながら別れそうこうすると学院が見えてくる 小高い丘に建てられた学院は緑の中にある赤色の洋風な感じである 木漏れ日が綺麗な通学路が聖は好きだった が、前を歩く学院生ん見かけると小走りに走り出して肩をたたく 「おはよ、咲(さき)」 咲は振り向くと 「おはようございます、聖」 と挨拶を交わした 彼女は『新宮(しんぐう) 咲』 名家の娘で本物のお嬢様 容姿、勉学共学院トップクラスの実力の持ち主で、聖とは親友だった 学年トップクラスの二人はあこがれの的 通学する生徒全員に挨拶されていた
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