第一章 目覚め

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授業が始まり、いつも通りの毎日が始まる いつもは眠たくなんてならないのに、この日ばかりは違っていた 春の日差しを浴びながら、スッと深い眠りに落ちていった 「ども~」 「え?」 不意にした声に驚いた聖は突拍子もない声を出した 「目覚めの時や!明日また会おうな~」 聖は訳が分からず戸惑っていると不意に別の声が聞こえてくる 「…じり…ひ…聖!」 ハッと目を覚ますとそこはいつもの教室だった 「大丈夫?初めてだね、授業中に寝るなんて」 横にいた生徒に起こされた聖は何とも言えない感覚に襲われていた 「う、うん。ありがとう、起こしてくれて」 そう言うと不意に考え込む 「今のは…何?」
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