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先生「結城くん、おはよう。」
亮「…」
亮は、自分のロッカーに鞄をしまうと、椅子にジッと座っていた。
誰かと話したり、遊んだりということを進んですることが出来ないのだ。
華「亮くん、遊ぼー!」
亮に声を掛けてきたのは、両手にたくさんの人形を抱えた女の子。
白波華月(しらなみかづき)
華「はい。亮くんは、クマさんね。」
亮「…いらない。」
華「ウサギさんがいいの?」
亮「…」
華月は亮の持つクマの人形と、自分の持つウサギの人形を取り替え、時間がくるまで、人形で遊んでいた。
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