6699人が本棚に入れています
本棚に追加
/193ページ
自由遊びの時間が終わり、それぞれが自分の席につく。
前には若い先生が立ち、それを睨み付けるかのように、亮はその姿を黙って見ていた。
先生「みなさん、おはようございまーす!今日は何をする日か覚えていますか~?」
もうすぐ‘母の日’。
それに因んで園で行われる行事に‘母親参観日’がある。
明日は、その、‘母親参観日’なのだ。
先生「今日は、みんなの大好きなお母さんにプレゼントする絵を書いてもらいます!」
一同「はぁーい!!」
楽しそうにお絵描きを始めた子供たちの中、1人だけ浮かない顔の亮。
そんな彼に、追い打ちをかける言葉が飛びかった。
最初のコメントを投稿しよう!