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ジブンギライ
どうして君は
笑っているの?
何を そんなに恐れているの?
君も気づいているだろう。
鏡の中で 笑いかける君の瞳は
置き去りにされた 迷子の目
「人に忘れられるのが怖い」って
言った声は震えてて。
大丈夫だよ 心配ない
人間が溢れている この世界で
出逢った君を
忘れはしないさ。
君が一人で頑張ってたことも
独りで 声を殺して泣いてたことも
私は知ってる。
どうして そんなに自分が嫌い?
何を君は 憎んでる?
ねぇ 気づいてるかな…
鏡の中で
睨みつけてる 君の眼は
驚く程に 真っ直ぐなんだ。
「あの人みたいになりたい」と
君はポツリとこぼすけど
私がこの世で逢ったのは
"君"という ただ一人。
君の全てを
私は知らない。
それでもね
君が自分の 嫌いな所を100個
上げることが出来ると言うなら
私は101
君の好きな所を 上げてみせるよ。
世界中で ただ1人
誰とも比べようない キミノコト。
まだまだ君は
気づいてないんだろうね。
君の小さな背中では
大きな翼が
飛び立つ準備を
始めてる。
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