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キ「よし、まずは女王に会って貰おう」
ヒ「そうだね。つばめが協力してくれるんだから女王と話して決めて貰おっか」
《その必要はありません。よく、おいでになりましたね。つばめ》
凛とした美しい声
ヒ「女王………」
キ「もう、いらしていたのですか」
《当たり前でしょう。つばめが来たのですから》
俺の前に現われたのは
真っ白な薄手の服を纏った女性
まるで、童話に出てくる雪の女王
美しい
でも、それ以上に神々しい
《私は、この世界の女王。クロリア。ようこそ、【精霊の世界】へ。私達は心から歓迎いたします》
『精霊の世界………』
《ここは、貴方がいた人間の世界とは違い、異世界になります。もしかしたら戻れません。それでも、貴方はこの世界の皆の為にカケラを見つけてくれますか?いやなら構わないのです。はっきりと申し上げて頂きたい》
『俺は…………』
助けたい
救いたい
力になりたい
来たばかりでよくわからないけどこの美しい世界を生きるすべての皆を守りたい
『カケラを集める!!皆のカケラを取り戻す!!俺にしか出来ないのなら尚更だ!』
《あぁ………ありがとう………つばめ………………私が選んだ愛しい子……》
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