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『!!!』
必然的に身構える
「やだな。そんなに警戒しないでよ」
『何しに来たんだよ!』
「つばめが気になったからきただけだよ。どう?メロリアのプレゼントは?」
『プレゼント?キルの記憶を消す事がか?』
「違うよ。そいつの記憶は消えたんじゃない、心が飛び散っただけだよ」
飛び散った………?
「メロリアはね、この世界の全員の心を戻した。その代償がそいつの心の崩壊なんだ」
全員の心を戻した……
という事は、ヒールも戻った!
でも、その代償にキルの心は崩壊したんだ………
「でもそいつ、結構力があるみたいだね。メロリアの力で心が完全に壊れるはずだったのに、カケラがまだ残ってる。さすがはキサキのパートナーに選ばれた奴だって事はある」
『パートナー………?』
「つばめは知らないの?パートナーってのは、キサキがカケラを探す時にサポートする奴の事だよ」
『キルが……俺のパートナー………?』
「そうだよ。………おっと、もうこんな時間だ!行かなくちゃね……ちなみに、俺はシルクだよ。最初の試練、頑張ってね?つばめ」
『最初の試練………?』
シ「そいつら、結構手強いかもしれないから…………………………さぁ、つばめが頑張んないとそいつの心が壊れちゃうよ?粉々にね……………」
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