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静まり返ったままの事務所では
事務員が次々と消えていた。
その時
あの女性が消える瞬間をトモが見た。
ジョニーも見ていたようで
2人は開いた口が塞がらなかった。
責「わかったな?
……最後に消えるのは私だ」
ト「なんもわかんねえよ
そもそもこのサイレンは
なんなんだよ」
責「それはわからないんだな(笑)
これは魂召還機が故障したときに鳴るサイレンだ」
ジ「ぇえ、魂召還機?
いったいなんなんだよ」
責任者は少し半透明になってきた
すると悲しそうに話し出す。
責「……。
時間がないな、すべて教えよう。
機械が維持しているものは、私たちの寿命なんだ。
といっても私たちは既に死んでるがね(笑)」
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