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季節わもうすぐX'masの寒い夜。
僕わ暖かい照明に照らされて、ショーウインドゥの小さな椅子に座らされていた…。
『ねぇ、パパ!!今くるみがお腹蹴ったよ!!』
『本当か!!くるみわ元気だなあ。予定日はX'masなんだな…きっと元気に産まれてくるよ…。』
『うん…。』
一組の夫婦がショーウインドゥの前で立ちどまって、お腹にいる子供の話を幸せそうに話している…。
僕は、ショーウインドゥ越しにその夫婦の話をぼーっと聞いていた。
ふと、お腹を大きくしている母親と目が合った。
まぢまぢと…子供のようにキラキラと目を輝かせて。
『パパ!!このテディベア可愛い~😍!!この柔らかそうな茶色の毛並トカヤバいよ!!💓』
僕を見て突然、子供の様にはしゃぎだす母親。
『はははッ☆お前わ相変わらずテディベア好きだなぁwでもあいにく今給料日前だ…残念ッ☆』
父親わそう言いながらも、母親の無邪気な姿を見てにやけている。
多分、こんな所に惚れたんだなと僕わノンキに考えてた。
何かを話ながらその夫婦わ僕の前を通りすぎていった…。
ふー。 と、僕は安堵のため息をついた。
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