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【用語説明】
▼【薔薇十字団(ﾛｰｾﾞﾝｸﾛｲﾂ)】
【吸血鬼天使(ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱｴﾝｼﾞｪﾙ)】が、人々の命を守るべく結成した組織。
部隊は全部で５つあり、それを全て統括するのが薔薇の名称で呼ばれる総隊長。
ヴァチカンに本部があり、各大陸に支部が置かれている。
▼【吸血鬼天使(ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱｴﾝｼﾞｪﾙ)】
人間を守る存在である事によって、神に生き血を飲む事を許された“善”の吸血鬼。
太陽の光を浴びても灰にならない、十字架やニンニクを翳されても平然としていられるなど、言い伝えられてきた吸血鬼の常識を大きく覆している。その血は人間の傷を癒やす妙薬とされているが、【吸血鬼悪魔】にとっては猛毒である。
金色の瞳と発達した犬歯、黒い天使の様な翼、血を糧にする事を除けば、普通の人間同様。
▼【吸血鬼悪魔(ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱﾃﾞﾋﾞﾙ)】
人間を餌とし、故に神に生き血を飲む事を許されない“悪”の種族。
弱点は従来の吸血鬼と忠実。血に対して強欲で、薔薇曰く“下劣な連中”。
ガーゴイルの様な容姿と悪魔の翼を持つ。
▼【契約】
人間が吸血鬼に血を与える代わりに、吸血鬼の絶対的な守護を授かる。
血を与えられた吸血鬼は、回復や強力な力を授けられる。結ぶには互いの同意と、互いの血が体内に流れている事を必要とする。
解約すると、契約した人間から吸血鬼の記憶がなくなる。
▼【枯渇化】
吸血鬼の体内から大幅に血液量が減った時に起きる現象。
激しい喉の渇き、眩暈、頭痛を起こし、最悪の場合は死に至る。
救助の際は大量の血を吸われるので、決死の覚悟が必要になる。
▼【混血者(ﾀﾞﾝﾋﾟｰﾙ)】
人間と吸血鬼のハーフ。人間でありながら吸血鬼の力を持つ者もいるが、人間の血が混じってる分、魔力や血の効力が半減されている者もいる。
吸血鬼の子を産んだ人間の女性は、吸血鬼同様に半永久的な生命を持つ身体へと変換される傾向がみられる。
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