pink mushroomーぴんくのキノコ❤〓❤

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ふわふわ流れる雲。 涼しく暖かさを含む、風。 森に生き物はいないから、木の葉が風邪でこすれる音。風の流れる音。芝生がかさかさこすれる音しか聞こえない。 少年は目をつぶってひなたぼっこしている。 こうやってても一向に良い案は浮かばないが… 7日がたったとき。 月の浮かぶ暗い夜と、日差しのまぶしい青い朝を見て少年は閃いた。 「魔女をつくろうかな」 記憶の隅っこに残っている、魔女伝説。 「確か服装は…ローブに……ほうき?」 月の前で空を飛んでいる絵を見たことがある。 少年は鉛筆を見つけて、しっかり手に握ると、空に言った。 「お空さん。もっともっと雨を降らせて。そしたらきっと、卵ができると思うんだ。」 「わかったよ」空が言う。 少年は家の中でデッサンを練るため、意気込んで家の中へ入った。
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