想像

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「…そんなぁ」 少年はうつむいてため息をつく。 「どうしてそんなにメンドクサい?」 「…いいアイディアが浮かばないんだよ。一週間寝通しで考えて、思いついたのお姉さん一人だ。」 「…いいじゃない?」 「良くないんだ。」 ーこのままだと、完成までに何年もかかっちゃう!! 寝っ転がっている少年に、魔女は言った。 「アセってる?何故アセる??」 「どおせなら、ばぁーと作って、ばぁーと感動したいじゃん!!」少年は両手を大きく広げて、両腕を上下に動かし説明した。 「ばぁー。」 魔女が手振りをまねしている。少年の伝達は全く伝わっていないようだ。 「んー。なんかダメだ!!」少年は仰向けのまま、手足をバタバタさせる。
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