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目が覚めて、
気づいたら、
僕は草原のど真ん中に寝ていた。
「あ゛ー」と声を上げ、
驚いて身を起こした。
何に驚いたんだろう?
なにも覚えてないや。
僕は、背伸びをする。
それから、太陽を見上げて、
ぼうっと、空を見ていた。
青空はキレイだった。
それに、風も気持ちい(^-^)
伸ばした足と、
手のひらには、
草原の草がさわさわ触れてくる。
少年「きもちいな~。
なにか欲しいな。」
「家をつくれば?」
空が言った。
少年「うん、そうするよ(^-^)」
僕は紙とえんぴつを探した。
僕は、森の方へかけずり、走りまわる。
そして、途中、木にぶら下がってつるを揺らしたり、
ぶらんこを作ってみた(^^)
そうやって、森をかけずりまわっていたら、
紙を発見した!
木と木の間にあった。
まだ森に生き物は、居ないみたいだ。
僕は紙を拾い上げた。
少年「あとはえんぴつだね!」
えんぴつは野原の真ん中にあった。
僕が戻ったら置いてあったんだ。
少年「えんぴつ発見だね♪」
僕は紙にえんぴつで、
住みたい家を描いた。
そして、野原にぽとんっと
落とした。
すると
にょきっ、
と家が生えた。
紙と同じくらいの大きさの、
ミニチュアな家だ。
僕は黙ってしまった。
少年「うーん、これじゃ住めないや」
僕は困った。
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