1ミリ

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「それさぁ去年も言ってたぞ?(笑)」 草太がつっこんできた 俺の中学からの親友 相葉 草太 話の分かる奴で 無口で無愛想なもんだから 誤解を招きやすい俺をいつもフォローしてくれる 気の利く奴だ でも自他共に認める女たらし… 『そうだっけ…』 自分も無意識に言いまくってたらしい…? 「普通さぁ、そうゆう女の子 乙女でかわいくない? 守りたくなるじゃん」 『…ありえない』 即答した俺 黒い髪色の前髪が目にかかる 切ろかっな… そんな感じのいつもと変わらない朝 自然と気分を憂鬱にさせる 梅雨の時期―
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