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下駄箱で靴をかえて
教室をめざし廊下を歩く
朝から曇り空で
廊下は少し暗い
「あっじゃぁお前のタイプは光だな」
草太がいきなり言った
まだその話題かよ…
『光は…「おはよぅ！ユキ、草太」』
明るいトーンの声が
俺の声を遮る
「おぉ噂をすれば」
ヒヒッと草太は俺に笑う
「なぁに？あたしの事何か言ってたの～？」
独特な伸ばしで喋る光…
別に嫌じゃないけど
宮本 光
俺と草太と同じクラスの女子
よくこの３人でつるむ
光はすぐに泣かない
強い奴だ
見た目も大人っぽくて
でも俺にとって光は
女友達…
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