籠の鳥
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「これで少しは大人しくなるだろ」 ひろむくん! ひろむくん! 手が… 僕を包んでくれる優しい手が… 真っ赤になって、なんかべろんべろんになってるよ…? 「うっ‥ぐすっ」 ひろむくんは声を抑えて涙を流した。 ひろむくん… ひろむくん… もう許せない もうひろむくんを傷つけさせない もうひろむくんが傷つくのは嫌だ
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