‐限界親父 ポン酢編‐

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この前の夕飯はほか弁だった。 なぜかっていうと、オフクロが胃腸炎になって料理が作れないっていうから、親父がほか弁を買ってきたんだ。 家族で飯を食っていると、やっぱりおかずが少ない。 ほか弁だしね…… だからオフクロが気をきかせて、昨日のサラダを持ってきた。 モチロンまだ食える!! すると親父も気をきかせてポン酢を持ってきた。 しかし、 そのポン酢はあきらかに色がオカシイ。 サラダとポン酢が出会いそうになるその刹那、電話がなった。親父は電話に応答する。 俺は一応と思いポン酢を見てみる‼ 注ぎ口に…得体の知れないものが… すかさず賞味期限を見る。 表示:賞味期限… 2006 10 15 !(^^)! ってアホかァァァァイ‼‼ おれらのパーティには胃腸炎のオフクロがいるんだぜ‼ 親父に聞く。 キゲン切れてる。 ↓ 知ってる。 知ってるって…計画犯なのか⁉ かけちゃダメだろ… ↓ 大丈夫だって……2002年のよりマシだって。 2002だとぉぉぉぉ‼ もうね2002年とかねワールドカップでね、日本がね、いいとこまでいってね、トルコに負けた年ですよ⁉ 2006年なんて、ちゃらへっちゃらですよ‼‼ 結局親父はサラダとポン酢を出会わせ、1人で食ってしまった。 賞味期限の限界に挑むとは………予想GUYだった。 あなたの家の親父はどうですか…?
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