‐しょうじの向こう‐

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俺が小学高学年ぐらいのころ。不思議な体験をした。 夜寝ていてふと目が覚めた。 布団があちこちに散乱してしまっていて、自分自身布団を被ってなかった。 だから被ろうとしたんだけど体がいうことを聞かず、硬直していた。 ―金縛り? 俺はそう思い、恐怖を感じた。本当に怖かった。 いくら体を動かそうとしても、動かない。 とその時、あまりよく覚えてないけど、一瞬光った。 その光ったとき、しょうじの向こうに人影👤がクッキリと映った。 親でないことは確か、その日は家族全員同じ部屋だったから。 しかも人影は俺と同じぐらいの身長だった。 そして少し間があいて、お金が落ちる音がした。 チャリーンって 俺は怖くて怖くて仕方がなかったけど、動けなかったし、そのまま寝た。 今思うと不思議でたまらない。 誰だったんだろう?😓
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