序章Ⅱ~バロン国~

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男「セシルはそんな…」 最後まで言い終わる前に王は言った。 王「カインか。セシルの事が心配ならばお前も行くがよい!」 近衛兵が二人によってきた。 片方は、指輪を持っていて、それをセシルに渡した。 王「ついでにそのボムの指輪をミストまで届けるのだ。もう話す事は何もない!」 セ「陛下!」 と、近衛兵は二人を強引に王の間から出そうとした。 セ「陛下!!」 セシルの叫びも虚しく、セシルとカインは部屋の外へ追い出されてしまった。 二人が出ると同時に、王の間の扉はぴしゃりと閉められてしまった。
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