112人が本棚に入れています
本棚に追加
/156ページ
シ「何じゃと!?
お前以外に赤い翼を仕切れる奴がおるか!まったく陛下は何を考えておられるのだ…」
セシルの話にシドは憤慨した。
シ「陛下は新しい飛空挺を作れとおっしゃるが、わしは飛空挺を戦の道具になどしたくない!
だいたい陛下だけじゃない、城全体が不穏な空気に包まれとる!」
セシルは話を聞きながら、シドの手荷物を見た。
セ「ところでシド、その荷物…今日は家に帰るのか?」
シ「ああ…最近帰ってないもんで娘がうるさくてな。
セシル、くれぐれも気をつけろよ。幻獣などお前の暗黒剣で一撃じゃ!」
シドはそういうと、城下の自分の家へと帰って行った。
セ「さて、僕も自分の部屋へ戻ろう。」
セシルは左の塔の自分の部屋につくと、ベッドに横たわった。
最初のコメントを投稿しよう!