第一章~ミストの谷~

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集まった霧が形をとりはじめ、やがて竜の形になった。 カ「こいつが幻獣…!」 二人は霧のドラゴンの攻撃をかわし、剣・槍でドラゴンを貫いた。 しかし、当たる寸前でドラゴンは霧に戻った。 セ「何!?」 二人の攻撃は空を切った。 ドラゴンは再び、竜の姿に変わり、白く冷たい霧を吐き出し、二人は霧に包まれた! セ「うわぁ!」 カ「ぐ…ッ!」 霧は痛みを感じるほど冷たく、鎧の上から襲った。 二人は攻撃を繰り返していたが、結果は同じだった。 セ「こうなったら…あれを使うしか無い!」 セシルは剣を構え、力を込めた。
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