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午前一時。
私は一人がむしゃらに
カレーを頬ばっている。
別れて20日たっていない
元彼、幸太に新しい彼女が出来たのだ。
報告された訳でもなく
人づてに聞いたのでもない。
ただの女の感だ。
この女の感という奴は
恐ろしく当たる。
人類の誕生から自分自身を家族を
そして愛する物を守るために
全ての女性に脈々と
受け継がれてきたのであろう。
そして、私もしっかりとそれを
受け継いでいる事は確かだった。
幸太に彼女が出来たと気付いた時
何とも言えないどうしようもない
感情が湧いて出てきた。
付き合って1ヶ月もたっていなかったが彼とは友人の期間が長かった。
そしてお付き合いを始め
今まで知らなかった彼の中身を
知るようになった。
しかし、恋愛対象になった途端
私にはどうしても彼との時間を
受け入れる事が出来なくなった。
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