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二人の出会いは急だった。
ある高校の文化祭に卓也は友達二人と足を運んだ。
文化祭をやっている高校に在学していたのが愛である。卓也からみて一個下の愛は今時の女子高生である。
卓也がぶらぶらと学校内を歩いていた。
卓也…「つまらないな~カワイイ女の子もいないし」
友人…「だな。やっぱりダメか」
卓也、友人「じゃ帰るか」
二人が校門に近づいた時だった。
すいません。といきなり女の子の声が聞こえた。二人はとっさに振り向いた。
すると女の子三名がいた。
卓也、友人…「なにかな?ヤバイ事したか?」
しかしそんな思いとは裏腹だった。
そっちの右側の人、この子の話聞いてくれる?とやんちゃな女の子が話した。
卓也は軽くうなずく。
卓也…「何?」
愛…「良かったらこの手紙もらってください。待ってます。」
愛達はいきなり手紙を渡して去ってしまった。
卓也は事情が全く掴めずにいた。
友人がつぶやいた。もしかするとラブレターじゃない??笑っ
卓也はそんなドラマみたいな事があるかよ。と軽く否定した。
校門を出た。近くのコンビニで手紙の封をきった。
中には手紙と手作りのミサンガらしき物が入っていた。
卓也は友人と共に緊張した面持ちで手紙を読んだ……書いてあった文章は…
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