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シルフ「あのぅ…」 森に入る。ここはもはや村の外。魔物が出る危険もある。とりあえず目的地は森の先、キチジョージの都だ。 シルフ「あ、あのぅ」 俺「ん?どした?」 シルフがなんかもじもじしている。可愛い奴だ。 シルフ「あそこに、なんか…行き倒れみたいな人が…倒れてますです…」 行き倒れ!?まさか。村人か…?俺は餓死寸前らしきその人に、駆け寄った。 アオキ「……もうムリポ…」 おめーかよ さっき「リオンは足でまとい」とか言っておいて既に餓死とは。想像をはるかに超えた奴だ。天才かもしれない。
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