第一部

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俺の名は、リオン。今日で十六歳になった。ついに、念願の召喚士になれるんだ。 アオキ「おい、うんちリオン!相変わらず間抜けなツラしてんなー。まだ神殿に行ってないのか?ノロマwww」 この糞生意気な奴は、アオキ。幼馴染みで誕生日も一緒。イケメンではあるが、破滅的な馬鹿である。 俺たちの村では、十六歳の誕生日に、神殿へ行く。そこで、召喚の儀式ってヤツをやる。 魔界から召喚獣を呼び出す儀式だ。そこで初めて呼び出した召喚獣は「守護獣」と呼ばれ、召喚士のパートナーとなる。 色んな意味で、召喚士として生きていく上で、今日は大事な日なのだ。 俺「これから行こうと思ってたとこだよ。アオキは、もう神殿に行ったの?」 アオキ「ハッ!愚問だな!行こうとして道に迷ってたのさ!…いいとこで会った。リオン、一緒に行こうぜ」 お前相変わらず朝からぶっちぎりで馬鹿だな
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