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「あ、そろそろボク出て行きますね。雨止んだみたい」
本当にありがとうございます
深々と頭を下げた子猫
「ちょっ、ちょっと待って。あ、ご飯でも食べない?」
思わず引き止めた僕
「いえ、これ以上お世話になったら悪いです」
「悪くないっ。えっと、僕はまだキミと話してみたいんだ。もし、キミが良かったら」
これは本音
僕は、この子猫と一緒にいたくなっている
「いいの?」
首をかしげた子猫に、僕はうなずいた
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