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「少し外を歩かないか?」 幸三郎の問いに私は無言で頷き、支度をしました。 私達は会話するわけでもなく、 手を繋ぐわけでもなく、 ただ二人の時間を歩きました。 私は一歩後ろで、 幸三郎の背中を見つめていました。
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