ー第二章ー 始まり -希望-

2/4
前へ
/64ページ
次へ
『優嘉っ…』 奈美は息切れしながらやっとの思いで優嘉に追い付いた。 『奈美…』 優嘉は泣いていた。 『清香のバカ!アホ!ムカつく!あ、そうだ、ねぇ、奈美ぃ、友達だよね?清香ハブらない?』 そう言った優嘉の顔は、不気味なくらい恐かった。 『えっ…?何言ってんの、優嘉?冗談やめてよ…』 『何言ってんの!冗談じゃないわよ。嫌ならギャラリーでもいいから!』 『…わかったよ。』 『よしっ、いい子!』 『…』 (見てるだけなら…いじめにならないよね…?)
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加