始まりなんてたいていこんなもんだ

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誠司「くそぉ…腰痛ぇ…」 誠司は100のダメージを受けた 誠司「とりあえず勉強するかな」 数学の教科書を開き、問題を解き始める 10分後。 誠司「やっぱわかんねぇ」 そう言って教科書を部屋の隅に放り出す 誠司「今日はこんぐらいにして明日に備えるか」 勉強はどうした 誠司「あ~眠ぃ。さっさと寝るか」 お前はそんなんだから赤点しか取れないんだろ。ちなみに今、誠司は高校1年生。中学入学当時から誠司の学力は学年でも群を抜いて低く、周りの先生からも諦められていた。そんな誠司が何故高校に入れたのかは、未だに謎である。一説によると、入試当日だけ今までではありえない点数を取ったとか、取らなかったとか。 誠司「うぐぅ……」 誠司が呻き声を上げた
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