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暗闇の中…
絡みあう
S君は爆睡中
彼女は無言のまま
両手で俺を
引き寄せた…
俺も彼女の…
上の方から
おへその下へ
手を伸ばしていった
すると俺の手を…
ググッ…
俺は思った…
そうだよなぁ~
意気投合って
言っても…
昨日の今日では…
こんなの
駄目だよなぁ
と手を
退こうとすると
絶妙なリズムで
俺の手の甲を
撫でてくる
そして…
俺の中指と薬指の
付け根をグイグイと
こじ開ける感じ…
えっ
と思い
彼女の方を見ると
暗闇の中だったが
だんだん目が
なれてきていた俺は
彼女の両手を
かすかに確認出来た
しかし…
その絶妙な
リズムは止らない
怖くなった俺は
自分の手を
引き上げた…
すると俺の手の先に
明らかに手が…
うわぁっ
と思った瞬間
S君と目が合った…
あれっ
爆睡してたんじゃ
でも…
お互い無言…
俺の手なんですけど
と心の叫び…
俺の手を何だと
思っていたのか
S君は暗闇でも
わかるぐらいの
すごいビックリ顔
それを見た俺は
😣グッと
笑いをこらえた
彼女は気付いて無い
もう俺の中では
S君の絶妙なリズムで
撫でてきた感触と
ものすごい勢いの
ビックリ顔で頭が
いっぱい、いっぱい
その先に進める
所では無かったので…
俺はそのまま
寝てしまった…
朝になると
彼女は俺に
怒り気味でした
俺の中では
検討はついていました
あそこまで行って
放置したからなぁ
相当の根性無し
と思ってるなぁ
俺は何事も無かった
ように彼女に
別れを告げて
S君の車に乗り込んだ
聞く所によれば
S君いわく…
俺が寝てると思い
エロ心が騒ぎ出し
本能的に彼女に
手を伸ばしたらしく…
でも
いきなり下かょ
酒も入り…
暗いと言っても
俺の手をねぇ…
今でも…
俺の中指と薬指の
付け根をグイグイ
こじ開けようとした
S君のテクニックが
忘れられず…
S君と飲んだ時は
今でも笑える
鉄板話しになっている
あの頃の俺は
可愛いかったぁ~
て自分で言ってみる
今日この頃でした。
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