本音

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部屋に入るなり浩二はベッドに腰をかけた。 若干、頬が紅くなっている浩二に 「こういうのは初めて?」 と、聞いてみた。 「あぁ‥、初めてだよ」 と、少しぶっきらぼうな口調で返された。 「そっか。俺もだ‥」 と言いながら浩二の隣に座り、頬に軽いキスをした。 驚いたような顔をした浩二をそのまま押し倒した。 「ちょ、隆!待てって!!」 んー?、と言いながら浩二のシャツのボタンを丁寧に外していく。 「シャワー入ってからしないのか!?」 「あぁ、俺ニオイフェチだから気にしねぇよ」 と、一蹴。 浩二のカラダは鍛えてあるのか、引き締まっていた。 指先で上から撫でながら、唇をそっと当てた。 浩二のニオイが俺のカラダを駆け巡る。 「待てって言ってるだろっ」 更に高揚した浩二の唇にアイサツする。 今度はゆっくり優しく、お互いの気持ちを確かめるように…。
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