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セシル「アレスとか言ったか?…お前は何故エントという言葉だけで、奴が【闇の扉】のメンバーだと思ったんだ?…本当は知り合いなんじゃないのか?」
アレス「!?!!…グッ…(コイツ…何でコイツは頭がさえてんだよ!?…あのバカみたいに騙されろよな…)」
セシル「…クスッ…お前もまだまだだな。…エントとの繋がりを教えてくれないか?」
セシルは優しい声でそういい、アレスの頭を撫でた。
ホレスはそれと同時にセシルの言った意味を理解したのか苦笑していた。
アレスはまだご機嫌斜めのようで、頬っぺたを膨らませながら反発した。
アレス「…じゃあ聞くケド……何でアンタは奴をエントだって知ってたんだ?おかしいよなあ?(…ふっ…勝ったな…)」
セシルは淡々と答えた。
「アイツが自らエントだと名乗ったからな。」
アレス「エントが自ら名乗るはずがない!今までだって一度も……ハッ!!…(しまった。…つい口が滑って…)」
セシル「…ニヤリッ…ほぅ、今まで一度もねぇ…何でそんなこと知ってるのぉ?…ねぇアレス?…ニヤニヤ」
その瞬間、アレスとホレスは同時に思っただろう。
((コイツを敵にまわしたら危ねえ。。))
アレスは観念したのか、ポツリポツリ喋り始めた。
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